ごあいさつ

「まるいち」は日本海に面した兵庫県北部の豊岡市の農家です。できるだけ農薬や化学肥料に頼らない「人にも自然にも優しい」農業に取り組んでいます。

　食の安全や健康への関心が高まりつつある昨今ですが、農業の現場では農薬や化学肥料を使うのがまだまだ当たり前です。18世紀半ばから19世紀にかけての産業革命以降の爆発的な人口増加を支えたのが化学肥料と農薬でした。これらの登場で効率的かつ大量の食糧を生産することが可能となった一方で、安全性などはあまり考えられてきませんでした。現代の農薬は使用する量や方法などが厳格に定められ、使用基準を守れば安全だと言われています。使用基準は農産物の品目ごとに定められており、多いものでは収穫までの間に20回程度の使用が認められている品目もあります。収穫までの間、毎週のように化学薬品を浴びた農産物、果たしてこれは安全なのでしょうか？確かに、口にしてすぐに身体に悪影響がでることはありませんが、身体に摂取され残留した農薬が次の世代、その次の世代と影響を残していく可能性が指摘されています。近年増加している発達障害やアトピー、アレルギーなどは農薬の影響による可能性を指摘する研究結果も報告されています。化学農薬が発明されてから100年程度であり、世代を超えた人体への影響はまだまだ未解明です。

「まるいち」は大規模農業には不向きな中山間地域の小さな家族経営の農家です。小さな農家ですが、「私たちに関わってくださる方々に安全な農産物をお届けしたい」という想いで農業に取組んでいます。「美味しく、健康に！」をモットーに安心安全のみでなく、食べて美味しい農産物をお届けします。

皆様の健康作りのお手伝いと、未来の子供たちに少しでも豊かな自然を残していけるように、微力ながら取組んで参りますので、応援いただけますと幸いです。